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非@食べ歩き

食の本~感想・記録・書評みたいなこと。食のニュース批評・食文化の研究を通して食事力を鍛えてます
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 私の町に辻岡さんという、トマト一筋の農家がある。
→ある料理屋のブログ

 四番町スクエアにある店で買えたので早速試してみたがこれがなかなかうまかった。
 普通のトマトが水っぽいならば、これは実にジューシー。汁が甘い。そのままどんどん食べられる。せっかく作ったドレッシングが無駄になった。

 昔の野菜は味が濃かったとよく耳にしますが、どういうことでしょう。
このトマト、甘みが濃くておいしいと思うのですが、なんとなく「昔のトマト」と呼ぶのとは違うような気がします。どこか都会的で洗練されたフルーツという感じ。

 そもそも、昔のトマトは本当に甘かったのでしょうか。

 もしも昔のトマトが辻岡さんのトマトだったならば、きっとスイカに並ぶ夏のオヤツになっていたはず。なんで、昔のトマトを作り続けなかったのでしょうね。

 話は変わりますがこの辻岡トマト、小ぶりですが一つ100円くらいです。
スーパーの薄味トマトとほとんど値段は変わりません。辻岡さんが慈善事業でやっているのでなければ、おいしいトマトもそうでないのも値段は同じと言うことになります。

 つまりどういう事かといえば、われわれは高い金を出しておいしくないトマトを買っているんじゃないかということです。

 季節はずれにも収穫できるように設備投資され、畑がない地域にも物流コストと中間マージンをかけて届ける。そうして店に並ぶのがおいしくないとはいかにもバカらしい話です。
 いつでも手に入れることができるという便利さは、おいしくて適正な価格とはトレードオフの関係にあることを覚えておいた方がいいでしょう。

 辻岡さんのトマトですが、7月中に終了するそうです。余計な設備費をかけない。地場で消費する分だけの出荷にする。そういったことでおいしくて安い(しかし生産者の利益率は高い)野菜が食べられるという例かもしれません。
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