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非@食べ歩き

食の本~感想・記録・書評みたいなこと。食のニュース批評・食文化の研究を通して食事力を鍛えてます
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 拒食症、摂食障害はほとんどの場合、女性に見られる病ですが、なぜ女性に特有的なのだろうということを、ジェンダーの視点から考えた論文があります。食とジェンダー竹井 恵美子 編のなかの一章です。その中で摂食障害とは「現代社会における女性に対する文化的圧力」に対する『文化同調的障害』のあらわれの一つだといいます。要するにメディアに登場する「美しい女性」像が女の魅力や価値を表す指標とされることで、食べたいものさえ避けなければならなくなっている。あぁつらいな。ということ。
うん、なんとなく分かる。メディアに登場する「スリムで美しい女性」なんかを指標にしたら誰も満足できませんね。ほかにも色々な角度で庫摂食障害とジェンダーについて述べられていますが、ブログの趣旨から外れそうなので興味のある方はどうぞ書籍で。

 で、メディアのでっち上げは、摂食障害だけじゃなくて、われわれの普段の食事にも影響しているんじゃないでしょうか。ということを今日は書きたかった。
番組のネタをつくり出すために「おいしいもの」をでっちあげる。それを食ってこそグルメだと煽る。一度は食べたいあの名店の何々とか・・・。
 もちろん、食い物を作るのも紹介するのも商売だから売れるように努力するのはエライ。だけど、庶民が日常の食費を節約して外食費を捻出するとか、どうせ外の味には近づけないから家ではまともに料理しないポリシーとか、なんかもう有名店、高級店が上等の食事で、家の飯は下等なエサとでも見下す風潮がおかしくなくなってるんじゃないかと思うのです。人の趣味嗜好のことに口出す必要はない。確かにそう。だけど食事というのは、人が夜に寝るのと同じで、社会の時間的なリズムを作っている大事な行為なんだと思う。それをいい加減にしてもいいっていう空気が充満して、効率・時短食が幅をきかせると、普通に普通の飯を食いたい私にとってはえらく迷惑な話なのです。
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