ショッキングな内容でした。今夜放映されたNHKの番組の話です。
食の乱れは知識とし把握していたつもりでも、いざ映像で見せられると改めて驚かされた。
今、子どもの間に「好きなモノだけ食べたい」症候群が広がっているらしい。ロールケーキの切れ端と飲み物だけの朝食。ハンバーガーひとつや、ベビースターラーメンだけ。等々・・何の工夫も手間もない親の無責任さに不憫を感じましたが、それ以上に、こんな食事をとらせることを前提として成り立っている社会の仕組みや時間の使い方に疑問を覚えた。
われわれの社会は、大人のなさけない食事と、その犠牲にされた家族の存在で成り立っているのかもしれない。つまり、
出かけるぎりぎりまで寝ているから朝食はいい加減。昼食は金儲けに忙しくていい加減。帰りが遅いから夕食もいい加減。とにかく食べることは後まわしのいい加減のそっちのけで、そうしないとどうにもならない仕組みで世の中は回っているんじゃないだろうか。
「仕方がない」のはその通りだと思う。でも、もし時間があればちゃんと食事を作って、食べて、片づけて、買い物して、食費の計算をして・・・そういうことを楽しみに感じて続けられるでしょうか。仕事やレジャーと両立させた上で何が楽しい食生活なのか思い浮かべられるでしょうか。
想像できないことは求めようとしない。結果的に食を軽んじてしまう。そういう全体の空気が貧しい食生活を強要する社会を作っているのではないでしょうか。
仕事も遊びも大事です。でもその中で食事をいかに満足度の高い、楽しみの多いものにできるかということを、贅沢とはちがう価値で追求していきたいなと思う。
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