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非@食べ歩き

食の本~感想・記録・書評みたいなこと。食のニュース批評・食文化の研究を通して食事力を鍛えてます
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  ■内容
 辻調理師専門学校の総帥、また屈指のフランス料理研究家となった自叙伝から、商売人の視点で語る料理人の覚悟、東西食卓文明の変遷の概説まで。豊富な知識と達観に満ちたエッセイ集。

  ■感想 ~料理の未来について
 人間が自己の本能たる味覚に忠実に生きていく限り、時代の影響を受けながらも、ただの食べ物としての料理はその場限りの自己満足の域を出ない。自己満足という他人との比較不可能な楽しみである以上、料理の変わりゆく姿に興味は無いという。
 食事文化学者が食卓の未来像をあれこれ模索する一方、なんと突きはなした帰結であろうかと思う。だが、料理人としてその場限りに与えうる最高の満足を目指すこと、まさに一期一会の心境にいたればこそ、先のことを見放す態度が逆に、料理人としての真剣さを浮かび上がらせるのである。
 

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