■内容
食の文化に関する数々の著作を綴ってきた二人の、尽きない食欲と知的好奇心に満ちた対話集である。
軽い口調でさらりと、時には深く、対談形式ならではの軽快なテンポで、食の世界史から現代の食卓事情、そして未来の食のあり方までを語る。
おなじみの食材の世界史から、食から見たサル学など、多彩な食文化研究のエッセンスが詰まった入門書である。
■感想
対話集という性格上、論文では語られないような内容---酒の飲めない(買えない)国や地域でいかにして酒にありついたか。空気中の自然酵母とサトウキビの絞り汁で酒作りを試みる話。獣の腸の内容物を調味料とした煮込み料理の感想・・などなど、アカデミックな話題から半歩はみ出したエピソードの中に、世界の食文化の多様さが伺われる。
『考える胃袋―食文化探検紀行』をamazonで調べる
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


