神山 安雄
今月も飽きずに就農本を読み漁っている。
この本は、これまで読んできた中で最もガイドブック的要素が強い。
内容は、法的な手続きや、資金の調達、借金の仕方。農地の取得から住居探しなど、新規就農にかかわる制度や手続きを全般的に網羅したものとなっている。
また、就農の一つのパターンとして、農業法人への就職についても触れ、その仕組みや求められている人材、就業についての注意事項などについても述べられている。
特に就農を目的にしない場合でも、農協の事や、農家の仕組み。あるいは農業政策や、農業の世界界を学ぶテキストになるだろう。
就農についてテクニカルな部分では、営農計画の立て方についても解説があるが、この点では以前紹介した有坪氏の『農業に転職する―失敗しない体験的「実践マニュアル」』の方がより具体的である。
ちなみに「あなたにもできる」と題にあるのは、なにか就農の秘訣をこっそり教えますよ。といった暗示ではなく、法制度上、だれでも農家になることは「可能」ですよ。という程度の意味だと思って読むといいだろう。
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